お久しぶりです。
えーっと……。
お久しぶりです。
ちょっと重い話をブログに書くのは躊躇われるのですが、自分の気持ちを整理することも言葉にすることも今の私には必要だと思うので。
……今回はご報告を。
先週、体調が不安定だった祖父が他界しました。
当初は胃ガンということで手術を行い、腸閉塞や小さなガン細胞の転移などがありましたが……比較的、祖父も静かに元気に過ごしていました。
しかし、去年の11月に自宅で転倒し、それが原因で今年1月に入院、頭に溜まった血を抜く手術をしました。
手術自体は成功し、傷が塞がるのを機に外出や外泊をしていましたが、食欲だけは戻らなくなり、だんだんと体力が落ちていました。
そして、二月末頃に主治医の先生に呼ばれまして、ガン治療の終末期に入ったことを告げられました。
食欲がなく体力が戻らないという状態では抗ガン剤を服用することも難しいとのことで……今まで頑張って治療に向きあってきた祖父なので、出来るだけ痛みや苦しみを取り除きながら、徐々に安らかに死を迎えさせてあげよう……って形になりました。
……うん、私もガラにもなく呆然としちゃいましたね……。
悲しいというよりも、どうしたらいいんだろうという状態で泣くのも忘れていました。
それから……ずっと病室に泊まり込んでました。
心配というのもありすが、家族が見ていない時に限ってどうにかなってしまうケースも少なくはないようで。
しかし、ある意味戦いでした。
祖父がたびたび酸素マスク外そうとしたりするんです。
「それだけはマジ勘弁だよ〜」
って戻したりしていましたが……あれだけは、すごくビビりました。
下腹部がサーっと冷えるような感じ。
そんな鬼ごっこを繰り返しつつ、徐々に徐々に約1週間かけて祖父は死へと近づきながら、生きていたいともがいていたんだと思います。
本当に本当に、祖父は強い人だったのだと思います。
祖父を見ていて思ったのは、健康や命は本当に大事なことだということです。
どれだけ裕福でも、健康な身体ひいては命がなければ家には帰れない。
祖父は家が大好きな人でしたし、外出も大好きでした。
だから……みんなで定期的に検診行こうぜ!
そして……祖父は死んでしまったけれど、私はもう病気が治って帰って来たんだと思うようにしています。
お葬式は帰るための儀式であり、火葬のボタンは帰るための魔法のボタンなんだ、と。
そう思っていたら、今朝、祖父を含めた家族全員でドライブに行った夢を見ました。
祖父が運転してくれていたんですけれど、自宅まで送ってくれて、祖父だけまた出かけるんです。
なんか、ガラポン抽選会に行ってくるとか言っていたんですが。
もう笑っちゃいそうになるんだけど……元気になったんだね。
まだまだ祖父との思い出は尽きませんが、しばらくは私が独り占めしたいと思いますw
何故か友人が多くいた祖父ですので、それくらいしても構いませんよね?
いつか祖父が迎えに来るまで、私は腐女子しながら、しぶとく生きて行こうと思います!
以上、くろずにゃんでした。